

世界的に生息分布域が狭く、熱帯地域に限られ、北限にあたる日本に生息する日本クマタカ。和名は「熊鷹」と書くが、英名ではMountain Hawk Eagleと呼び、鷹のような鷲と表現され、日本を代表する大型猛禽のワシである。 繁殖形態も他のワシ・タカ類と異なり、生息数も世界的に極めて少なく、絶滅危惧種に指定されている。 |
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クマタカという存在 クマタカは和名で『熊鷹』と書きます。縞模様の鷹と同じ持つことからタカと呼ばれるようになりましたが、国内に生息する日本イヌワシと同じ国内最大級のワシの仲間であり、クマタカの“熊”は力強いことを意味します。別名『角鷹』とも呼ばれ、後頭部に短い冠羽があり、逆立てている時表情はクマタカらしく孤高の気高さを覚えます。冠羽を閉じている時には頭頂部から後頭部にかけて角ばって見えることから角鷹とも命名されました。世界的にはイヌワシに比べ分布が狭く、熱帯から温帯地域に限られ、北限にあたる日本に生息するクマタカ(日本クマタカ)をオリエンタリス“orientalis”と呼びます。[英名ではマウンテン ホークイーグル、Mountain Hawk-Eagleで山に生息するタカのようなワシ] 1腹1卵性という特殊な繁殖形態を持ち、多くが隔年繁殖、あるいは数年に渡り繁殖をしない例が多く、他の猛禽類と大きく異なった繁殖方法で種の保存を維持してきました。繁殖成功率は極めて低く、減少の一途をたどっています。 |
